WEST GIGANTIC CITYLAND 2017

Fear, and Loathing in Las Vegas

変わらないダンスフロアと、変わっていくライブパフォーマンス。辿り着いた先はオーディエンスとの一体化。

8/5 SATGIGANTIC STAGE

ギラギラと照っていた太陽も沈みかけてきた午後6時半過ぎ。
刺すような日差しもようやく和らぎ、座って休憩していた人たちが彼らを観るために腰を上げた。

私が彼らを最初に観たのは2012年のチャリティーフェス『COMIN’ KOBE』だった。
確かお目当てのバンドがいたはずだったのだが、彼らのライブパフォーマンスによって
頭の中は完全に占領されてしまった。
平均年齢19歳という若さでデビューし、当時から(vo)Soと(vo&key)Minamiのカリスマ性とライブパフォーマンスに魅了され、ワンマンライブやフェスに幾度となく足を運んだ。それくらい夢中であった。

SEが始まるやいなや「早く出て来い!」と言わんばかりの手拍子が響き渡る。
ステージに飛び出した彼らの勢いはそのままに1曲目の『Acceletation』が始まった。
SoのハイトーンボイスとMinamiのスクリームが響き渡り、一気に会場の熱はヒートアップする。
毎日聴いている曲が最初に演奏されたので私の熱も倍増した。

1曲目の熱も冷めやらぬまま、2曲目の『Rave-Up Tonight』のイントロが始まると
地響きをも引き起こしそうな歓声が会場に響き渡る。
どのメンバーも弱めることを知らないと言ってのけそうなくらい終始全力でこのステージに挑んでいる。
それにオーディエンスも応え、夜の涼しさとは対照的に熱は増して行った。

2017年初のライブ出演が『ジャイガ』ということに喜びを表した後、3曲目の『Let Me Hear』に移る。
ちょうどここら陽が完全に落ち、ミラーボールのような虹色の光がきらめき、会場は一瞬でダンスフロアと化した。
続けて4曲目の『Party Boys』のイントロが鳴ると同時に手拍子が鳴り、激しいスクリームに合わせ踊りだすオーディエンス。
ヘドバン、ツーステ、モッシュなどが定番だった彼らのライブには真新しい振りがついている曲だった。
息をつく間も無くメロディが次々と響いている、そんな彼らのライブパフォーマンスとはまた違い、衝撃を受けた。
完全に”オーディエンスと一体化するライブ”になっていたのだ。

しかしながら5曲目の『SHINE』になると、会場全体が揺れるほどのジャンプが続き、その後手拍子に合わせる。
息もつかせない、目を離す隙を与えないというのは何も変わっていない。

今回縁があり、こうしてライブレポートを書かせて頂いているわけなのだが
衝撃を受けた当時のままのライブから変わっていたら…といささか不安になっていたのだが
そんなものはかなりの余計なお世話であった。
不安に思っていた私を叱責したい気持ちになるほど、予想をはるかに超えるパフォーマンスだったのだ。

「浪速のジャイガンティックパワー見せてみろよ!」
Soが叫び、Minamiの勢いが衰えることを知らないスクリームが続き、
先述のセリフの通りオーディエンスを煽るような激しいパフォーマンスは留まることを知らない。

そして会場が一瞬静寂に包まれた後、彼らのキラーチューン『Love at First Sight』が始まった。
辺りもすっかり暗くなり、鮮やかな照明も相まってオーディエンスの熱は最高潮に達した。

「ラスト!踊るぞ!」
Soの声に合わせラストスパートに全力をかける彼らとオーディエンス。
曲が終わっても、まだまだ足りないという熱気を残したまま彼らはステージを後にした。

今までの彼らのイメージを総入れ替えさせてしまうような
”一緒に”この空間を作っているという感覚を覚えた圧巻のステージだった。

Writer SPICE WORKS. MIYABI、Photo 森 好弘


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